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「What does it mean?」で単語力アップ

子供が親に英単語を聞くイメージ

 英会話のオンラインレッスン中だけでなく、日常的に英語を使用する環境で生活をするようになると、“この単語(フレーズ)はどう言った意味なのだろう?”と疑問に思う事が多くなります。

 そのような場合、英和辞典など用いて単語の意味を調べても良いのですが、もしもそれがレッスン中の場合には、「辞書を使って単語の意味を調べる」と言う行為は英語レベルの上昇のためには余り良い行為だとは言えません。

 それは、先生が“あの手この手”を使って単語の意味を解説してくれ、その説明を理解し単語を覚えた方が、1つの単語に対して携わった時間が長く、圧倒的に頭に残る可能性が高くなるためです。

 オンライン英会話ガイドが、1つの英会話フレーズに対して色々な説明や解釈、または関連事などを記載しているのも、1つの英会話フレーズについて“簡単に通り過ぎさせない”と言う意思が有るためです。

 そこで、単語力をアップさせ会話の幅を広げるために、“先生に単語や表現の意味について質問をする”と言う事が必要になる訳ですが、ここでは、そう言った場合にどのように先生へと質問をするフレーズを覚えて頂ければと思います。

「What does it mean?」の解説

 それでは、“先生に意味を聞く”フレーズについて簡単な解説をしていきたいと思いますが、先生に単語やフレーズの意味を聞きたい時には、「What does it mean?(それはどういう意味ですか?)」と言う英語フレーズが大変有効です。

 まず単語についての解説ですが、「What(何)」「it(それは)」「mean(意味する)」と言う3つの単語からなっており、「does」は「do」の三人称単数現在形と言われる形で、この場合主語が「it」で三人称単数現在なので「does」と変化しています。

 英会話において文法は後から付いてくるものなので、疑問文の作り方等について詳しく紹介しませんが、「What(何)・does(疑問形)・it(それは)・mean(意味する)?」が繋がり、「What does it mean?」は「それは何を意味しますか?」と言う質問フレーズとなります。

「What does it mean?」と「What does it mean?」

 「What does it mean?」と言う表現は、様々な意味の分からない場面にて使用しやすい英会話フレーズの中でも便利なフレーズなのですが、他のフレーズで紹介している「what is ○○?(○○とは何ですか?)」と言う質問フレーズを更に進化させ、質問を“意味”へと明確にしたものになります。

・「what is ○○?」の意味については以下を参照にしてください。

 「What does it mean?」の方が、意味に対して明確に表現しているため、使用は「単語やフレーズ、または行動などの“意味”に対しての質問」と制限が設けられますが、利き手側(先生側)からすると、質問の意味が明確となっているので答えやすいと言う利点が有ります。

 そのため、少しレッスンに慣れてきたならば、「What does it mean?」を使った方が“スマートな質問フレーズ”だと先生が認識してくれるようになると思います。

初心者の間は意味が伝われば何でも良い

 ここでは、「What does it mean?」と言う表現について紹介していますが、英会話初心者の間は、“身振り”や“手振り”、さらに“物まね”など何でも使って相手に自分の意思が伝われば、それだけで十分合格点が与えられます。

 そこで、、ここで紹介してる「What does it mean?」と言うフレーズは、初心者の中でも少し高いレベルだと認識して頂ければと思います。

「What does it mean?」を使うメリット

オンライン英会話レッスンで単語を質問するイメージ

 「What does it mean?」を使うメリットとしては、文頭で紹介したように、1つの英会話フレーズに対して掛ける時間が長くなる事が挙げられます。

 辞書で単語を調べてしまうと、特に英会話初心者の多くは「英和辞典」を使用して単語を覚えようとしてしまうため、どうしても良い英語学習姿勢とは言えません。

 それは、英和辞典で単語を覚えていくと、単語は常に日本語へと変換されて頭の中で記憶されていく事になり、聞き取りの時も英語から日本語へと変換しなければ英語が聞き取れないからです。

 しかしながら、英語を英語で覚える場合、例えば「英英辞典」を使うケースもそうですが、講師から1つの単語を教わり、該当する日本語訳を探すことなく覚えておくと、頭の中で翻訳する必要が無く英語が覚えられるのでリスニングスキルは大幅に向上する傾向にあります。

意味の解説を受け取る大切さ

 例えば、「dog(犬)」と言う単語を例にとって考えてみると、まず「dog」と言う単語を覚える場合、多くの方は「dog = 犬」と言う認識で覚えていらっしゃる方が多いと思います。

 しかし、これがもしも英英辞書を使い「dog」と言う単語を覚えた場合には、以下のように「dog」が頭の中で解釈されるようになります。

 ANIMAL「a common animal with four legs, fur, and a tail. Dogs are kept as pets or trained to guard places, find drugs etc.

 訳: 動物「一般的な動物で4本足・毛皮・尻尾を持っている。“Dogs”は、ペットして飼われていたり、土地を守るようにようにトレーニングされていたり、麻薬を探すなどもする。」

 完全に「なぞなぞ」のような解説が英英辞書では行われる訳ですが、これが慣れてくると日本語で「Dog = 犬」とすること無く、「Dog = 英英辞書の解説」とする事ができるようになってきます。

 そうなると、リスニングのレベルは飛躍的に向上しますし、頭の中でいちいち翻訳するような作業をする必要が無いので、英語での会話が楽になります。

 しかしながら、英会話初心者にとって、このように英英辞書を使った学習は非常に困難ですし、問題はかなりの時間が掛かってしまう事です。

 そこで、オンライン英会話講師に「What does it mean?」と質問する事で、英英辞書を使うよりも圧倒的に早く、頭の中に英語で英語を埋め込む事ができ、尚且つ、それは将来を見据えた英語の覚え方となっているので、先生の会話を聞きながらリスニングスキルも引き上げ、正に一石二鳥の英単語学習法になります。

「英英辞書」を使っておきたい理由

 将来、ある一定のところまで英会話学習が進むと、「日本語訳ができない単語」に度々出会う事になり、その時に「和英辞典」で英語を覚えた方は英語学習に付いていけなくなってしまうケースが散見されます。

 「日本語訳ができない単語」とは、例えば“日本に存在していない物”や、“新製品”、または“化学物質”、さらには“和英辞典では網羅できていない範囲の単語”などがそれに当たるのですが、将来を見据えるなら、できるだけ早い内から英英辞書で英語学習をされる事をお勧めさせて頂きたいと思います。

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