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ネイティブ英語講師でレッスン効果を出すコツ!

英会話講師を選択するイメージ

 英会話をネイティブ講師と“マンツーマンレッスン(プライベートレッスン)”で受講しているにも関わらず、「なかなかレッスン効果が出ない」や「ネイティブとの英会話レッスンはダメじゃないの?」とお嘆きの方と言うのは、少なくないと思います。

 実は、そう言った「ネイティブ英語講師ではレッスン効果が出ない」とおっしゃる方のほとんどは、そもそも「ネイティブスピーカー講師とのレッスンを効果的に行う方法を知らない」と言う方ばかりです。

 日本人の英会話講師と違い、ネイティブスピーカーとレッスンを行う場合、レッスンの全てが日本語では無く英語で行われるため、レッスン中は“常に英語を聞き続ける必要”が有り、それは英語学習者にとって“多大な集中力を必要とする”と言う事を意味します。

 しかしながら、多くの方の場合、レッスン中に集中力が持続せず、集中すべき“タイミング”と“使い分け”を知らない方が多く、同じレッスンをネイティブ講師と日本人講師とでレッスンを受講し比較してみた結果、「日本人講師によるレッスンの方が分かり易かった」とおっしゃる方が増さってしまう傾向に有ります。

 また、レッスン受講者の多くが日常から学習を継続しているような学生では無い事も大きなネックとなっており、その傾向に拍車を掛けている状況にあります。

 ところが実際には、ネイティブ講師と“マンツーマンレッスン”は、日本人講師によるレッスンよりも大きな成果を出るのが一般的で、特に“TOEIC”や“TOEFL”と言った英語能力試験や“日常英会話”や“リスニング試験”などを受講して見ると、その効果は歴然となります。

 そこでここでは、そんなネイティブスピーカー講師とのレッスンで効果が出ないとお嘆きの方々のために、「ネイティブ英語講師でレッスン効果を出すコツ!」について“詳しく”解説・紹介してみたいと思います。

講師選びの時点でレッスン効果が変わる!

 当然の事と言えるのかもしれませんが、実は、「英語のネイティブスピーカーの先生だから」と言って、その日の気分で適当に講師を選んでしまっていると、特に英会話初心者の方の場合にレッスン効果が想像していたよりも小さくなってしまう事が有ります。

 英会話講師と言うものは、野球やサッカーなどのスポーツで言うならば“コーチ”や“監督”として、選手(生徒)の将来にとって非常に大きな影響を与える可能性のある大切な役割を持っています。

 そんな重要な先生ですが、通常の英会話スクールでは採用しているところはほとんどない、“生徒側が先生をレッスン毎で自由に選べる”と言うシステムをオンライン英会話スクールの多くは採用しています。

 折角、オンライン英会話ではこんな素晴らしい英語学習システムがあるのですから、もちろん効果的な英会話レッスンを受けるためには利用しない手は有りませんよね。

 そこでまずは、「どのような先生からレッスンを受講すると効果が出るのか?」と言う、最も単純ですが重要な知識を皆さんに身に付けてから講師を選んで頂く必要が有るのですが、実は、この講師選びほど繊細で難しい事は有りません。

 単純な先生の選び方としては、“容姿”や“学歴”または“国籍”に“英語の発音”と言った材料を考慮しながら「自分に合った先生を絞り込んでいく事」によって、一番効率良く、尚且つ的確に“良い先生”と巡り会える可能性を引き上げてくれるのですが、英会話初心者の内は、「自分と共通の趣味を持った先生」を選ぶ事で、会話が弾んだり、レッスン内容が分かりやすくなったりするので“おすすめ”です。

 また、この講師選びをする際には、レッスン受講者の“年齢”や“英語学習の目的”と言った事によっても“選ぶべき先生(英語学習の効果をアップさせる先生)”が変わってきてしまうので、更に詳しい“英会話講師の選び方”について知っておきたい方は、以下のページを参考にしてイメージを掴んで頂ければと思います。

 「“ダメダメ”先生を選ぶ事まで深く考えるのは“メンドクサイ”」と言う方は、「自分の英語学習に対するやる気を引き出してくれそうな先生」と言う事を基準に考えて頂ける事で、深く考えなくても「自分の英語力を効率良く引き上げてくれる先生」に巡り合える事ができるでしょう。

先生の力は偉大なりと思う瞬間

 これまでにオンライン英会話ガイドでは、老若男女、数多くの“英語を学ぶ生徒”を見てきましたが、特に英語学習に全く興味の無かった生徒さんが、ある先生のレッスン受講を切っ掛けにして、ある日から急に勉強熱心になった姿を見ると、やはり「“先生の力”と言うのは凄いな」と感心させられてしまいます。

 英語学習と言うのは、単にコミュニケーション能力の向上だけでなく、異文化交流により“考え”や“価値観”まで教わる事になるため、良い先生に巡り合えるだけで「自分の生き方」にまで大きな影響を及ぼすのは“自然な事”なのかも知れませんね。

レッスン前の小さな努力でレッスン効果をアップさせる

テキストブックで英語の予習復習を行うイメージ

 先ほどまで紹介したのは、「先生の選び方を知る事でレッスン効果を上げ、英語学習の成果を効率良く引き出す方法」についてですが、続いては「レッスン受講者(生徒)による“ちょっとした努力”によって、レッスン効果だけでなく、レッスン効率、それに成果も十二分についてくる英語学習法」について紹介していきたいと思います。

 やはり、「英語が使えるようになる」と言う目標は、“御両親や御祖父母のため”と言う思いを持っている方もいらっしゃると思いますが、最終的には“他ならぬ自分のため”の目標です。

 その“自分のための目標”を達成するためならば、「“少々の努力ならばやってやろう!”と思って頂ける方は多いのでは?」と想像しますが、ここで紹介する「レッスンの効果を上げる“小さな努力”」と言うものは、たった「1~2ヵ月程度続けるだけ」で、英会話学習をしている本人でも“その違いに驚いてしまうような方法”となりますので、是非実践して頂ける事を強くおすすめしたいと思います。

レッスン前に予習を行う

 「レッスン効果をアップさせる小さな努力」として最初に紹介するのは、「レッスンに対して予習を行う事」です。

 「“なんだよ!レッスン効果をアップさせる”って言っておいて、ただの予習かよ!!そんなの当たりまえじゃないか!!」と言った、凄いクレームが届いて参りそうですが(汗)、実は、ここで紹介するのは“ただの予習”では無く、少しテクニックを使った予習です。

 オンライン英会話スクールの多くは「オリジナルのテキストブック」を用意している事が多いのですが、しっかりとした英語学習のために市販教材と併用したレッスンを受講される生徒は比較的沢山いらっしゃいます。(オンライン英会話スクール使用教材の参照:オンライン英会話の無料教材・使用教材で比較)

 そんな市販教材(オリジナル教材の一部も同様)は、購入して中身を見て頂けると分かるのですが、「文法(グラマー)セクション」「長文読解(リーディング)セクション」「文章作成(ライティング)セクション」「会話(スピーキング)セクション」「聞き取り(リスニング)セクション」の5つのパートから構成されており、その全てを“基礎からしっかりと学ぶ事”によって英語力向上(底上げ)が行われます(日本の教材で英語力が身に付きにくいのは、「グラマー」「リーディング」をベースにしているためです)。

 しかしながら、良く考えて頂きたいのですが、「長文読解(リーディング)セクション」や「文章作成(ライティング)セクション」と言うのは、正直な話、自分で事前に問題を解いて置く事ができ、「“ワザワザ”レッスン時間中に行う必要の無いセクション」だと言えます(“本読み”や“日記”と言うのは普通は宿題ですよね(笑))。

 つまり、教材に含まれている5つのセクション全てを先生と一緒にやっていくのではなくて、「自分1人で対応できるセクション」は自分自身の手で“予習”として解いておき、「分からなかった問題だけを先生に解説してもらう」ようにします。

 この“少しの予習”を導入する事によって、“レッスン時間の節約”はもちろんの事、レッスンの大部分を回答時間では無く、“先生とのコミュニケーションを取りながらの英語学習時間”へと変える事ができ、レッスン効率は予習無しのケースと比較すると雲泥の差となります。

 また、講師の中には、こう言った学習方法を導入する事で、レッスン中に「講師が休める時間」が無くなるため、“事前予習をさせてくれない先生”と言うのが中にはいますが、そんな先生なら“有無を言わさずに”即変更して頂いて結構です(笑)。

 先生と言うのは生徒のためを思って行動するのが“本来の有るべき姿”なので、そう言った“自分の事しか考えない様な先生”であれば、叩き切ってしまった方が将来の自分のためにもなりますし、「その先生のレッスンを受けていて本当に自分の英語が伸びるのか?」と言う疑問点が残っても後味が悪いですからね。

 ただ、1つ言える事は、この予習方法を導入するだけで、特にネイティブ講師から受講するレッスンの質は、以前の物とは全く違うものになる事は、オンライン英会話ガイドが保障させて頂きたいと思います。

レッスン前の5~10分でウォームアップ

 もう1つ、「小さな努力だけでレッスン効果アップさせる方法」が有るのですが、それは「レッスン前の5~10分間、英語を聞いておく」と言う方法です。

 このレッスン前のウォームアップについて紹介すると、必ず、「たった5~10分だけで何が変わるの?」や「何の英語を聞けば良いのですか?」と言った質問を受けるのですが(笑)、まずは回答からしておくと、「5~10分でもレッスン効果は飛躍的に上がります」そして「英語であれば何を聞いても効果が出ます」。

 この話をすると、必ず生徒からは「驚きの眼差し」で見つめられていた事を思い出すのですが(笑)、ポイントは“英会話レッスン自体がネイティブスピーカーにより英語で行われる事”に有ります。

 普段、私たちは日本語を使った生活をしている訳ですが、この状態を「A」とするならば、英語を「話す」もしくは「聞く」行為は「B」と言う状態にしてあげる事で、英語を「話しやすく」もしくは「聞きとりやすく」なります。

 もう少し分かりやすく説明すると、通常の「A」の状態のままで英語を聞いていると「What is your name?(あなたの名前は何ですか?)」と言う質問を受けて時、最初に出てくる返事は「え~っと」と言う言葉になります。

 これは、つまり、英語を話す準備が頭で出来ていない状況「A」で英語を聞いてしまったので、突然の英語に頭の中では英語モードである「B」を呼び起こそうとしているのですが、質問に対して回答を探している間は「A」のモードが動いてしまっているため、最初に出てくる言葉が日本語の「え~っと」になってしまっている状態です。

 英会話初心者の方にとっては「“B”モードって何?意味わかんない!」と思われてしまうかも知れませんが、もしも「B」モードで先ほどのように「What is your name?」と質問された場合、出てくる最初の言葉は「Ah~(アー)」になります。

 同じ回答を探している状況であるにも関わらず、「B」モードでは、既に口から日本語では無く英語が飛び出しているため、英語を認識しているレベルが高く、もちろん対応する返答も「A」モードと比べて質が高いものになります。

 少し前置きが長くなってしまいましたが、ここで言いたいのは「英会話レッスンは常に“B”モードで受講して頂きたい」と言う事です。

 特に、オンライン英会話のレッスン時間は、多くのスクールで1レッスン25分(2レッスン合わせて50分も多い)と言う短い時間ですので、レッスンを始まってから「A」から「B」へと移行する時間が勿体無いですし、問題なのは「A」で聞いてしまうと頭の中では「B」モードへの対応も同時に行われているため、レッスン冒頭の意味が理解できない(覚えていない)と言うケースが増える事です。

 そこで、英語の映画の一部(日本語字幕なし)、もしくは英語音楽(ラップ音楽など速い英語で良い)でも十分効果を発揮しますので、レッスン前に「B」モードへのスイッチを入れる事を毎レッスン心掛けて頂けると、数ヵ月後に、「この5分は凄い効果が有った」と気付かれる事は間違いないでしょう。

海外語学学校ではウォームアップは必須

 海外の語学学校では、レッスンに入る前には“必ず”講師により「5~10分のウォームアップを行う事」が、カリキュラムに組みこまれています。

 このウォームアップの考えは語学学校では“常識”で、これを事前に行ってこない生徒が中にはいるため、教師側が代わりに行っている訳です。

 また、英語のリスニング試験前の「5~10分」を使っても同様の効果が得られるので、もしもウォームアップ効果を疑うのであれば、実際にリスニングテスト受講して頂けると、その結果の違いに驚かれる事になるでしょう。

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